Olympus E鏡基の外付けLED照明がやっと完成しました。前回「完成」としていましたが、長時間最高輝度で点灯すると温度が上がりすぎる事が判明したので改良しました。LEDを発熱の少ない10Wのものに交換し、ヒートシンクを大型化し、本体も全て再設計しました。最高輝度で3時間点灯しても問題ないことを確認しています。ただし、最高輝度で連続点灯すると、ヒートシンクが最高で50℃近くになりますので使用中は触れないように注意が必要です。（熱くなるのは電球のオリジナル照明でも同じです。）LEDが前回までの19Wから10Wになりましたが、これでも完全にオーバースペックで、最高輝度で長時間使用する事はまず無いと思われますので、実際の使用には問題ないと思われます。このLED照明は最高輝度ではフリッカーフリーですが、輝度を落とすと1/200秒以上のシャッタースピードでフリッカーが生じます。そのような場合は最高輝度で可変NDフィルターを照明上部に乗せて撮影してください。
現在LED照明の販売方法について検討中で、将来はSTLファイルとマニュアルでの販売を検討しています。マニュアル化は需要の多い機種から進めていこうと思います。E鏡基用は一番最後になると思います。今回作成した実機は25000円で販売いたします。他のLED照明より高いのでは？と思われるかと思いますが、今回は、LED、 ヒートシンク、リフレクターなどと工具を一つ新調いたしましたのでその分上乗せさせていただきました。ご理解ください。
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＊写真の配線が未完成に見えるかもしれませんが、その通り「未完成」です。LED照明はキットとして販売しているので、配線をユーザー様に結線していただくようにしています。難しい作業ではなく、工具を使わずクリップで挟むだけの簡単な作業です。
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