’新しい顕微鏡’の売りは撮影範囲の広さです。

’ 新しい顕微鏡’が試作5号機となってほぼ完成しました。’新しい顕微鏡’の売りは撮影範囲の広さです。従来の顕微鏡ではセンサーサイズによって撮影範囲が変わります。’新しい顕微鏡’ではカメラのセンサーサイズは撮影範囲に影響しません。さらに、従来の顕微鏡で最大の撮影範囲となるフルサイズセンサーでの撮影範囲よりも一回り広い範囲を撮影することが可能になります。ズームして撮影範囲を狭くすることもできます。顕微鏡で写真を撮られない方には、撮影範囲と言われてもピンとこないかもしれませんが、従来の顕微鏡撮影をカメラに例えると、広角レンズを付けているのに写真は望遠レンズの画角になってしまうという感じです。動画用のカメラはセンサーがsuper 35 mm (APS-C)やマイクロフォーサーズである機種が多いので、従来の顕微鏡では狭い範囲しか撮影出来ませんでした。’新しい顕微鏡’を使えばセンサーサイズにかかわらず撮影範囲を最大化する事が可能になります。

’新しい顕微鏡’で撮影した写真に従来の顕微鏡で撮影した場合の撮影範囲を示しています。
APS-Cセンサーのα6300を使って撮影しましたが、フルサイズでの撮影範囲よりも一回り広く撮影できています。

マイクロフォーサーズセンサーのGH5を使って撮影した例です。
フルサイズでの撮影範囲よりも一回り広く撮影できています。
APS-Cとは縦横比が違いますが横幅が同じであることがわかります。
マイクロフォーサーズはフルサイズやAPS-Cより縦に長いので最も広い範囲を撮影できます。


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