先の記事で紹介したBH2ステージ用9 cmディッシュホルダーの紹介です。ユーザーTさんよりディッシュホルダーを使用して撮影した動画を送っていただきました。シャーレに張った水の水面から暗視野観察されています。正立顕微鏡で水面側から観察されている珍しい例です。他にやられているかたはおられないように思います。非常に面白い使用方法です。スライドガラスと違い広大な観察範囲をカバーすることが可能です。観察されているのはコケに付いていたヒルガタワムシです。採取したコケを水につけて観察されています。おそらくコケに付着していたヒルガタワムシの休眠卵から孵化して出てきた個体と思われます。ヒルガタワムシは水中にのみ居るものだと思っていたので驚きました。
観察方法:採取したコケに10 ml程度の水を加えて溶かしだした水をシャーレに移して暗視野観察
対物レンズ4倍
リレーレンズNFK3.3
カメラ Sony α6300
ディッシュホルダーは二種類あります。
ストレート型:手前からディッシュを滑り込ませて設置します。Y方向にディッシュをずらすことができるのでディッシュの全領域を観察することができます。
ラウンド型:スライドガラスを保持するのと同じような機構でディッシュを保持します。ディッシュを回転させてサンプルの向きを変えることができます。
ご興味ございましたら連絡フォームよりご連絡ください。
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