メダカの卵の落射照明暗視野観察

 久しぶりに微生物の観察をしようとおもってビオトープのアオミドロを取ってきたところ、思わぬおまけが付いていました。メダカの卵です。ビオトープで冬越ししたメダカが産んだものです。毛でアオミドロに固定されています。毛で水草などに卵を絡みつかせる事は知っていたのですが実物を見たのは初めてです。こんなにたくさんの毛で固定されているとは思いませんでした。黒くて丸いものは目でその下に見える白い丸いものは卵黄だと思います。たまにぴくっと動きます。撮影中は大人しくしてくれていました。卵の表面と赤ちゃんの体表に同じ黒色の色素のかたまりがあるようです。卵の表面にこんな色素があるのは意外でした。卵の表面にはオレンジ色の色素も見えます。卵が黄色く見えるのはこの色素のためのようです。なにか役割があるのですかね。

落射照明暗視野観察
顕微鏡: BH2 UMA
対物レンズ: Olympus NeoSPlan 10 NIC
リレーレンズ: Olympus NFK2.5
0.7x リデューサーアダプター
カメラ: Sony α6300
深度合成: Helicon Focus 8


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