アジの鱗の顕微鏡観察

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 アジの鱗を顕微鏡で見てみました。

けっこう大きなアジでした。40センチくらいはあったと思います。魚種によっては鱗の年輪で年齢がわかるようですが、このアジではよくわかりませんでした。年齢を数える場合、細かい線ではなくて大きな線を数えるようなのですが、このアジでは大きな年輪は見られませんでした。1才とは思えない大きさなのですが1才だったのでしょうか。

今回は落射微分干渉観察と透過暗視野観察を行っています。落射微分干渉観察すると鱗の模様が立体的に見え、地図の等高線のように見えました。山と谷筋のようですね。50倍の対物レンズで見てみると年輪?何輪?の縁はギザギザしているのがわかります。50倍の二枚目の写真ではバクテリアらしきものが表面に付着しているのがわかります。調理してしばらく置いていたからですね。

暗視野観察では年輪?何輪?が白く光って見えています。何の具合かわかりませんが、暗視野では年輪?何輪?に場所によって明るさに違いがありました。縁の構造が違うのかもしれません。

魚と言えば発光バクテリアが面白そうだなと思っています。いつか培養して顕微鏡で見てみたいです。


落射微分干渉観察
鋭敏色板使用
顕微鏡: Olympus BH-2
BH-2 UMA投光管使用
対物レンズ: Olympus Neo SPlan 5 NIC
リレーレンズ:Olympus NFK2.5
カメラ: Sony α6300



落射微分干渉観察
鋭敏色板使用
顕微鏡: Olympus BH-2
BH-2 UMA投光管使用
対物レンズ: Olympus Neo SPlan 10 NIC
リレーレンズ:Olympus NFK2.5
カメラ: Sony α6300


落射微分干渉観察
鋭敏色板使用
顕微鏡: Olympus BH-2
BH-2 UMA投光管使用
対物レンズ: Olympus Neo SPlan 50 NIC
リレーレンズ:Olympus NFK2.5
カメラ: Sony α6300


Dark field with color background
Microscop: Olympus CH2
Objective lens: Olympus SPlan 10
Relay lens: Olympus NFK 2.5x
0.7x mount adapter
Camera: Sony α6300
Microscope camera adapter: MCA-O-OR


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