ぎっくり腰になりました。
顕微鏡観察は前傾姿勢になるのでかなり厳しいです。
さて、本日は雪の培養物です。何のことやら?という感じですかね。雪を集めて溶かしたものに液体肥料のハイポネックスを入れて密閉して培養したものです。光を当てて半年ほど培養した結果になります。一枚目の写真が半年培養した状態です。ハイポネックスのみを入れたのもとハイポネックスと3%になるように塩化ナトリウムを添加したものです。以前の投稿で雨の培養物に発生した微生物の動画を掲載していますが、それの雪バージョンです。空の上では雨も雪も同じなので不思議はないかもしれませんが、バッチリ緑になりました。ハイポネックスのみと塩化ナトリウムを添加したものでは培養状態が異なりました。ハイポネックスのみの場合は緑色の微生物は底に沈んでいるものが多いです。塩化ナトリウムを添加した場合は壁面に張り付いている微生物が多いようです。
顕微鏡観察してみると。ハイポネックスのみ添加したものでは、丸い藻類と透明なカビのようなものが見られました。丸い藻類がカビで固まったような感じに見えます。ハイポネックスと塩化ナトリウムを添加したものには、丸い藻類と紐状の藻類が見られます。これ何ですかね?詳しい方教えて下さい。
微生物は雨や雪に乗って世界中に広がっていくようですね。自力で移動する動物なんかよりよっぽど移動範囲が広いようです。海水と同じ濃度の塩化ナトリウムを添加したものでも微生物が発生するので、雨や雪が海に降っても大丈夫ですね。海の方が面積が広いので海水に落ちることの方が多いですよね。微生物がどうやって雨や雪に乗り込むのか興味がありますね。
カラー背景の暗視野観察を行いました。暗視野プレートを改良して40倍の対物レンズでも暗視野観察できるようになりました。緑と赤は映えますね。
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