ミドリムシのリア発光フラッシュ撮影

 現在、新研究所のリフォーム工事中なのですが、慣れない大工仕事で腱鞘炎を患ってしまい工事を中断しています。というわけで久々の顕微鏡写真です。ミドリムシをフラッシュ照明を使って撮影したものです。リア発光で撮影したのでミドリムシの動きが軌跡として写っています。コマ撮りのようにカクカクした輪郭が見えるのは、ミドリムシがカクカク動いているからです。静止画であるにも関わらず動きを見ることができています。目で見るとスーッと滑らかに動いているように見えるのですが、実際は小刻みに停止しているようです。動きを見るにも動画でないほうが良いこともあるのですね。体の先端には鞭毛が写っています。通常の暗視野撮影では鞭毛を止めて写すことは難しいです。

フラッシュ照明装置、フラッシュ照明記事1, 2, 3

Eugrena
Microscope: Olympus BH2 BHSU
Objective lens: Olympus A10
Relay lens: Olympus NFK5
Camera: Sony α6300


Comments